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2020 / 02 / 04  13:19

日田にオペラを。バリトン・佐藤克彦くんの挑戦

日田にオペラを。バリトン・佐藤克彦くんの挑戦

【日田にオペラを。バリトン・佐藤克彦くんの挑戦。】

 まず最初に、皆様にスケジュール帳をチェックしていただきたい。

 3/30の夜。ほんの少しでも余裕があるなら日田に出かけてみることをお勧めしたい。これはお願いではなく、心からのおすすめなので、どうか時間のある方は最後までこの文章にお時間を…。

   私の教え子だった、東京藝術大学修士課程オペラ科で学ぶ佐藤克彦くんのバリトンリサイタルが予定されている。(一般2000円、学生1000円 パトリア日田小ホール)

 

  私自身、あまり胸を張れないことだけれどオペラやクラシックにまるで関心がなかった。それは貴族の世界のもののようで高尚で…お高いもの、例えるなら銀食器みたいなイメージで、失礼ながら身近に感じる機会がなかった。

 それが、佐藤克彦くんが昨年行った日田でのバリトンリサイタルで大きく変わった。

 こんなことに例えるのはなんだが、私にとっての落語にハマったと似た感覚の目覚めだった。

 自分に関係ない、そう思っていた落語も、大学の授業でその成り立ちや言葉の意味、寄席という場所のあたたかさを知ったら途端に身近に感じ、それから東京に行くたびに足繁く寄席に通っては8時間笑いっぱなしの時間を過ごす楽しみができた。人生は豊かになった。

 要するに、文化に壁を作るのはとてももったいない。まずは見てみないと感じてみないとわからないことだらけなのが芸であり、芸術なのだと思う。

 以前も書いたが、克彦くんはまだ私が心身のバランスを崩した初期ごろ、祖父母のいた日田で療養していたときに、勉強や、小論文をみた、教え子で、そして、その恩を祖父母へのピアノコンサート、亡くなる前年の祖父の老人ホームでのコンサートで、返してくれたあたたかい心優しい青年。

 受験生だったあの頃はシャイで挨拶もままならなかった彼が、前回のリサイタルでプロ意識の高いステージを見せてくれた。

 彼のプロ意識は歌声だけでない。「伝える」ための親切な努力にもある。曲に入る前にはその曲の背景、出てきている人のキャラクター、ときに笑いを交えて器用に説明してくれる。昨年は、同じ声楽を志す友人とオペラの人間らしさを伝えた。

 たとえば、シンデレラ。シンデレラといえば皆さんガラスの靴を思い浮かべるだろうけれど、オペラでは腕輪なのだとか。「へぇー、ほぉー」と思っているうちに、小さな体からは想像もできないようなパワーの歌声で、そのストーリーを日本語ではないのに手にとるように見せてくれる。

 彼にとって日田市は青春の場、中学では駅伝を走り、お母さま(私のピアノの先生です)に厳しくピアノを教えてもらい…そして、たくさん悩み、努力して、進学校への道でなく、高校で日田を離れた。音楽の道を走り始め、ピアノ科から声楽科、それから、今では声楽科卒業時に藝術大学音楽学部の同声会賞を受賞するまでの男に。

 正直私もここまでとは、信じていたけれど嬉しい予想超えだった。

 本人曰く「九州の男だからか、ブレない、諦めたくないという思いが人一倍強い」。そうだろうと思う。歌う彼の目にブレはない。歌にこもった心に偽りがない。

 本当に今、観ていて損はない。むしろ得しかない舞台。

 ちなみに前回はイタリア含め数カ国の国のオペラを歌ってくれたが、わたしから見ても、彼には断然イタリアが似合っていた。そう伝えた気もする。

 今回のテーマは「日本とイタリア」。英語の勉強も大変だった彼が、イタリア語で、世界で、人間皆に伝わるものを伝える。それもあえて、クラシックの文化が届きにくい盆地の田舎、日田市で。

 この若者のチャレンジ、きっと後から、「観ていてよかった」と思えるものになる。教え子可愛さでなく、本気でいつか、チケットを取っておいたら、大きなオペラの舞台で彼を誇らしくみる日がきっと来る。

 仕事でお疲れの平日、あえて音楽のシャワーを浴びに。イタリア人のような陽気な気分で、日常をわすれてみるのはいかがだろうか。

 大分県人の責任として彼が歌い継ぐ滝廉太郎に、私は涙が止まらなくなる。日本人の心を、亡き人の面影を思い出す時間をもらう。皆さんはどうだろうか。

 そんな時間を3/30、心の豊かさのため、そして若き音楽家の未来のため、ぜひ彼のために。

 というわけで、佐藤克彦くんについてはまた第二弾を書くかもしれないけれど、とりあえず皆様にお伝えしたいことがあふれたので、ここに記した。

 

 さあ、克彦、頑張れ。

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2020 / 01 / 24  17:34

ES講座、北九州の陣。

ES講座、北九州の陣。

【北九州市立大学で、2年目の就活ES講座】

1/23、北九州市立大学で、3.4限合わせて3時間、就活エントリーシートの書き方講座が開かれました。各回合計36名の予約は満席で、連続して受講する学生さんも半数以上いました。

前半は私が基本4回で説明する文章の書き方を駆け足で1回で伝える(学生さんの中には時間が短いと感じた人もいた)総合の講座。後半は自己PRに特化した講座。

文章に決まりはないこと。相手の立場になり社会人の目線も持って文章を書くこと。具体的に相手にしっかりと伝わる文章を書くこと。学生さんの食い入るような眼につられて両時限とも5分ほどオーバーしてしまう熱い講座になりました。

終了後のアンケート、全体では「とても役にたった」が90%「役に立った」が10%。2時限とも受講した学生さんの「とても役にたった」はなんと100%。

後ろの席まできちんと届いていたのだと、ほっといたしました。

就活。孤独な戦いに少しでもエールを送れたら。出来ることがあるなら。

胸を張れるエントリーシートができることを祈りながら、モノレールと新幹線を乗り継いで帰途につきました。

来年もまたお邪魔できることを祈って。

2020 / 01 / 11  23:17

最終回3回!就活のゴング。

最終回3回!就活のゴング。

【法学部就活講座基礎編、心理学科講座終了!!】

1月2週目という正月ボケも色濃い今週は、火曜、木曜で法学部講座の基礎編、金曜に心理学科の講座4回すべてが最終回を迎える週でした。

法学部の講座は座学と実践を組み合わせた講座に全員に手書きの添削付き。心理学は、4.5人1グループになり、それぞれ、一人ずつにコメントをする形。

いずれも一年で最もパワーを消費すると言っていい講座がドドドッと終わりました。

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最終回3回!就活のゴング。

初めは受け身の目線でこちらをぼーっとみていた彼らが、最後には、わたしの話に相槌をうち、自然にメモをとり。

難しいスピーチにもごまかさずに取り組むようになりました。

たかが4回、されど4回。

毎年この変化を見るから、学生さんたちが愛おしく、また背中を見守りたい気持ちになるのです。素晴らしい人間としての成長もあります。

それでも、

「甲子園の打席を想像して振る素振りと、ただ数をこなす素振りは違う。練習のための練習でなく、いつも本番を意識してほしい」

昨年就活を経験した4年生アシスタントの最終回での少し厳しい愛ある言葉に、さらにこれからの試練への覚悟を決めた様子がみてとれました。

どうか、後悔のないように。そして、ひとりで苦しまないように。

法学部の添削と、文章塾主催の添削は続きます。

 

2019 / 12 / 13  17:41

西南心理でも就活文章講座!

【西南学院大・心理学科でも3年目の講座】
2017年から少しずつ規模や仕様を改善しながら行なっている就活文章講座。
11/20に60人以上を対象に、私のハウツーをこれでもかと詰め込んだ講座を行い(倒れるかと思いました)、それから12月に3回、1月に1回、添削を主にした講座を30名以上から抽選で選ばれた15名を対象に行っています。学部ごとのカラーの違いも面白く、前年より少しシャイだけれど、ガッツのある今年の学生さんたちに期待をしています。
さて、繁忙期。
インフルエンザ、かかるもんか。
2019 / 12 / 06  00:32

ミニ同窓会

ミニ同窓会

 【ミニ同窓会in関西】

西南学院大での就活支援も6年目。卒業生も全国各地で活躍しています。業種も性別も年齢も違う彼らですが、講座の同窓生として、同じように就活を乗り越えた経験だけは共通しています。

文章や言葉で自分を知り、この生きづらい世の中をなんとか誠実に生きようとする、そんな彼らの成長する姿にいつも私は背筋が伸びる思いがします。

先日、関西を女優・小島梨里杏さんの舞台を観劇しに行った際、関西在住の同窓生を集めたミニ同窓会を行いました。

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2016、18、19年卒。16年卒の男の子とと19.20年卒の女子二人の面識はほとんどありません。業種もメーカーとIT商社、航空系とバラバラ。

19年卒の女の子は、なんと16年卒の卒業生と飲むことに緊張して、すでに家でビールを飲んで心を開いた状態でやってきました。そんな彼女の努力もあり、その場ではその日初めて会った組み合わせも嘘のように、仕事のつらさや、毎日のこと、楽しそうに話をしていました。

教え子のネットワークは、今約130人。いつかこんなあたたかいつながりが、ほんの少しでもみんなの疲れをいやし、勇気を与えるコミュニティになっていると嬉しいなと感じた夜でした。

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